2015年05月31日

【小ネタ】銀行員の平均年収は本当に高いのか?

銀行の平均年収についてまとめてみました。
以下がエクセルシートで作った主要銀行の平均年収リストです。
比較のため、政府系金融機関の年収も載せてみました。

スクリーンショット 2015-05-31 20.57.13.png

すぐ平均年収に目が行きますが、
このような資料を見る上で注目すべきは従業員数と平均年齢です。

これらの企業では新卒一括採用で大半の人員を採用しますから、
平均年齢=22.5歳+平均勤続年数あたりになるのが一般的です。

その点から考えれば、三井住友銀行と三井住友信託銀行は平均年収こそ高いですが、
従業員数が少なく、しかも平均年齢が低いということが分かると思います。

銀行業界で平均年齢が低いのは、それだけ離職者数が多いのと、関連会社等への出向が早いということです。
平均年収が高くても、平均年齢が低ければ、生涯年収も低くなるので、
トータルで考えればあまり差が無いのではないでしょうか。

また、銀行全体に言えることですが、平均年齢が低いことが特徴的です。
公務員は離職率が極端に低く、人員構成も一般企業より年代による差が無いので、
42〜44歳が平均年齢になります。
その点、主要銀行の平均年齢は36歳〜40.8歳と、平均には及びません。

銀行業界は、給料だけは高いと言われますが、
生涯年収にすれば他の業界に比べれば全然高くないと思います。

給料が高いことを銀行の志望理由に挙げる人がたまにいますが、
とんでもない間違いです。

知らぬが仏ということもありますが、
一度しか無い新卒切符で就活をするのであれば、本当の話を知った上で検討するのも悪くないのでしょうか。
posted by 現役銀行員 銀次 at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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