2015年05月26日

【日本経済経済新聞】新銀行東京、東京TYと経営統合へ

こうなることは銀行員なら皆分かっていた話。
銀行融資、特に中小企業金融は素人がやれる程甘い世界ではない。

審査が甘ければ、そこに漬け込む輩がいることを肝に銘じるべき。

【日本経済新聞 27.5.26】

 東京都民銀行と八千代銀行を傘下に持つ東京TYフィナンシャルグループと東京都が出資する新銀行東京は、経営統合する方針を固めた。都が持つ新銀行東京の株式と東京TYの株式を交換する方式で、新銀行東京が東京TYの傘下に入る方向だ。東京都は石原慎太郎知事(当時)が肝煎りで始めた銀行参入から10年で事実上撤退する。

 6月中旬にも発表する。東京都民銀、八千代銀、新銀行東京の3行を合わせた総資産は約5兆4千億円。地方銀行で20位程度に位置する。新銀行東京は統合に先立ち寺井宏隆社長が退任、常久秀紀取締役が社長に昇格する人事を内定した。

 新銀行東京は石原都知事の発案で東京都が1000億円を出資して2004年に設立された。ただ融資の審査が甘かったことなどから多額の不良債権を抱えて経営危機に陥り、08年に都が400億円を追加出資して再建を進めていた。

 新銀行東京は現在、一時期の経営危機を脱却、中小企業向けの融資残高も増やしている。東京都としては経営再建のメドが立ったとみて、銀行事業から事実上撤退すると判断したもようだ。

posted by 現役銀行員 銀次 at 23:08| Comment(0) | 銀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月16日

銀行の志望理由を考える

今回の記事は、銀行にかぎらず、金融業界を目指す人なら知っていて損はないお話です。

銀行を志望する場合、4つの段階で志望動機を考える必要となります。

これは面接で必ず聞かれるので、
自分なりの理由を用意しておいて下さい。


1.なぜ金融業界なのか?

数ある業界の中で、なぜ金融業界に興味を持ったのかということを示す必要があります。
これはどこの業界でも必要です。

2.なぜ銀行(証券、生保、損保)なのか?

金融業界と言っても、銀行、信託、証券、損保、生保等、いろんな道があります。
なぜ銀行なのかということは、しっかり示す必要があるでしょう。

3.なぜメガ/地銀/信金/政府系金融機関なのか?

ここからは、かなり具体的になります。

とてもざっくりですが、
メガなら、世界規模で大きな仕事が出来る
地銀/信金なら、地域密着型金融なので、地域の人々に貢献できる
政府系なら、商業銀行が手を出せないところまで融資を出来るので、他の銀行に比べて役に立てる可能性がある
といった具合です。

4.なぜその銀行なのか?

最後の段階です。
その銀行に勤めている人は、基本的には自分の銀行が一番いいと思っているはずです。

しっかりと、なぜそこに行きたいのかということを話して下さい。
行員の姿、経営方針、社長など、
自分なりの言葉で真剣に考えて欲しいと思います。
posted by 現役銀行員 銀次 at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

銀行員としての覚悟

突然ですが、
「銀行員としての覚悟」って何だと思いますか?

これは就活時代、私が三井住友銀行のリクルーターの方に聞かれたことです。

私は、銀行での仕事は本当にやりがいのある仕事だと思います。
だからこそ、他業界への就職はしませんでした。

この決断は今でも間違ってなかったと思っています。

ただ、銀行の仕事はやりがいのある仕事だけではありません。

銀行員として、一番つらいこと。
もちろん、取引先の倒産もそうです。

しかし、それより辛いことは、
取引先に、「融資(の継続を含めて)出来ない」と、告げなければならない時です。

このブログを見て頂いてる方は就活生が多いと思いますので、
一度、下記の状況への対応を考えてみて下さい。

「今まで良くしてもらっていた取引先の業況が悪化して、取引の継続が出来なくなった」

あなたなら、どう対応しますか?対応できますか?

もちろん正解は人それぞれです。

私なら、銀行内で「対応不可」と結論が出れば、
「すぐお客様の所へ伺い、対応できない旨を伝える」という対応をします。
わかりやすく簡潔にその理由を付けるのを忘れずに。

銀行には、
「悪い結論ほど、なるべく早く回答せよ」という暗黙のルールが有ります。
なぜなら、悪い回答を行う時は、トラブルが起こる可能性が高くなるからです。
また、少しでも早く回答をすることで、他の銀行への相談も早くすることが可能になります。

反対に、もし融資できない事を言わなかったり、言うのが遅れた場合、
もっと悲惨な事がおこるかもしれません。

日本のビジネスは、義理や人情がまだまだ残っています。
それ自体はとても素晴らしいことだと思いますし、失ってはいけない大切なものだと思います。

ただ、銀行員として働く時には、シビアな判断も同じくらい必要になります。

銀行員として働く覚悟、あなたにはありますか?
posted by 現役銀行員 銀次 at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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